2023年 新年のご挨拶

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新年あけましておめでとうございます。

コロナ禍3年目の昨年も法人各事業所や友の会活動にご理解、御協力有難うございました。本年も何卒よろしくお願いいたします。

画像社会医療法人健生会 

理事長 横山知司

 新年は、新型コロナウイルス感染症拡大から4年目を迎えます。第8波の最中に迎えているかもしれません。インフルエンザとの同時流行も言われており、体調不良時には遠慮なくご相談ください。
 
 さて、昨年2月に始まったロシアによるウクライナ侵略は、核兵器使用をちらつかせ、原発占領に象徴される戦争の悲惨さや核兵器・原発が平和とは相いれないことを示しました。政府は、軍備増強し国を守るとして、軍備費の大幅な増額の方針を示しています。

 一方で、コロナ禍で格差や貧困が拡大し、賃金の上昇を伴わないインフレは一層この拡大に拍車をかけています。さらに追い打ちをかけるように、昨年10月からは受療権を脅かす、75歳以上の窓口2割負担導入されました。このような情勢の下、2021年~27年の健生会第2次中期計画は「誰もが安心して住み続けられるまちづくり」に貢献する医療・介護活動と地域での様々な方々と連携して声を上げていくことを掲げ、その大切さを実感しています。中期計画の柱は4点です。

 一つは土庫病院の差額室料を取らないベッドを守り、救急・急病医療、大腸肛門病の専門機能の向上、検査機能の充実、日の出診療所を軸にかかりつけ機能・在宅医療の充実、コロナ禍で減少している健診事業の充実。二つ目には無料低額診療事業の取り組み強化、友の会活動はじめ地域に足を踏み出す活動など医療・介護にたどり着けない方々に応える活動を強化。三つ目は医療・介護の質の向上。四つ目には何よりも戦争に反対し、憲法を守る活動です。


 今、健生会グループは友の会はじめ様々な方々とつながりを広げながら、憲法を守る署名、無料低額診療の薬局への適用拡大求める署名、75歳窓口2割負担の中止求める署名に取り組みを強めています。また閉鎖してた土庫病院の地域包括ケア病棟を再開しました。

 新年を迎え、ウイズコロナのもと、医療・介護にたどり着けない方々に応え、地域包括ケアの要としての役割を果たせるよう役職員一同歩んでまいります。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

社会医療法人健生会 理事長 横山知司

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