各科研修目標

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内科研修

「総合性を学ぶ」
・患者の「疾患」から出発するのではなく、「訴え」から出発し問題解決を目指す、「内科」という枠にとらわれない「総合性」
・患者を全人的に捉え、地域に依拠した、研修の場を「病棟」という枠だけにとらわれない「総合性」
・医師の役割として、単に治療者としてだけではなく、マネジメント能力、他の医療
スタッフとのコミュニケーション能力、社会で求められる役割を学ぶという「総合性」


内科スケジュール例

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救急科研修

・救急外来で遭遇する患者、病棟で急変した患者に対し、必要な初期対応ができる。
・頻度の高い救急疾患、病態について把握し、診断・治療計画を遂行できる。
・外来患者の入院加療の適応について判断できる。他の医療機関への転送の判断、各科へのコンサルテーションの必要性の判断ができる。
・指導医の指導のもとで看護師に対し救急救命のための指示を出し、自ら処置が実施できる。
・麻酔科医とともに挿管、人工呼吸管理の手技を行える。
・蘇生コースを受講する。


救急科スケジュール例①

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救急科スケジュール例②

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外科研修

・地域の医療機関で遭遇する頻度の高い外科の疾患・病態の初期対応ができる
・創傷の処置と治癒過程について理解し、対応できる。また特定の疾患について診断治療の流れを理解する
・急性虫垂炎・ヘルニア・胆石症などについては外科的治療の終了までを経験する。研修医の到達によっては手術の執刀医を経験する。
・外来では、SCSなどの検査手技も積極的に経験する。また、TCSの見学に入るほか、シミュレーター等を活用し、検査手技の理解に努める。
・皮下膿瘍などの切開排膿を自らおこなえるよう指導を受ける。
・急性腹症の診断と重症度の鑑別を学び、適切な対応ができるようになる。
・IBDの基礎的な知識を身に着ける。


外科スケジュール例

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小児科研修

・正常児の発育・発達を理解し、評価ができる。
・日常よくみる小児の疾患ならば、1人で対応できる。
・小児の救急疾患に関して、初期判断と対応ができる。
・代表的な慢性疾患の病態と管理について理解している。
・重症度の評価ができ、適切に指導医または専門医にコンサルトできる。
・母子保健の意義を理解し、予防接種等が指導医の元で実施できる。
・患者家族の心情を理解し、良好なコミュニケーションがとれる。


小児科スケジュール例

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地域医療研修

・診療所や中小規模の病院において必要とされる知識・技能・態度を習得する。
・一般外来ができる。
・指導医・上級医と共に在宅管理ができる。
・診療所や中病院の会議に参加し、経営や医療活動の状況を知る。
※おかたに病院で12週間の研修を行うことを基本とするが、4週間大福診療所で研修することも可能。

精神科研修

・患者を身体・心理・社会的にとらえる基本姿勢を身につける。
・精神疾患と精神医療への理解を深め、精神障害への偏見を解消する。
・コンサルテーション精神医学を理解し、精神科と適切に連携がとれる。
・地域精神科医療との連携の必要性を理解する。

産婦人科研修

・女性特有の疾患による救急医療を研修する。
・女性特有のプライマリ・ケアを研修する。
・妊産褥婦ならびに新生児の医療に必要な基本的知識を研修する。

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