消化器・肛門病センター

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消化器・肛門病センターご紹介

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2009年5月より、消化器疾患の患者様を消化器内科と大腸肛門病センターの医師が連携をとりながら診療に当たり、質の高い医療を提供できるよう消化器病センターを開設しました。

 
 
医師・看護師・事務等の多職種が連携を図り、診断から治療、継続的管理を行い、患者さまのライフサイクルに応じた診療を進めています。
 

 
 
消化器は、消化管(食道・胃・小腸・大腸)と肝臓・胆のう・すい臓から構成されています。消化器内科は、大腸や肛門などを除く消化器疾患の診療を行っています。内視鏡検査(胃カメラ)などにより、病気を的確に診断し、外科的手術によらない(おなかを切らない)治療を行っています。

 2023年4月より、消化器・肛門病センターと改称しました。

特徴・内容

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○消化器疾患に対する啓蒙・予防・検診活動
○消化器疾患(特に胃癌・大腸癌)の早期発見、
 早期治療
○肛門疾患の的確な診断と治療
○難治性腸疾患総合的診療・患者会への支援
○安全な内視鏡検査と治療の実施
○質の高い標準的化学療法の提供
○緩和医療(ターミナルケア)
○ストーマケアとオストメイトの支援

診療内容

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○肛門疾患の診療

○苦痛の少ない内視鏡検査と処置

○標準的な化学療法

○腹腔鏡下手術

○内科医と外科医の密なる連携にて行う診療体制
 

中央内視鏡室

患者さまのご希望に添って、鎮静剤・鎮けい剤を使用し、苦痛の少ない内視鏡検査をめざしています。検査後は、ゆっくりお休みいただけるペースも確保しています。

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     検査室内
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     内視鏡室前
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      診察室前
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     回復室
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      洗浄室
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感染対策に配慮した内視鏡管理

           当院で受けられる内視鏡検査・治療
 
○ 胃カメラ(胃・十二指腸内視鏡検査)    ○ SCS(直腸・S状結腸内視鏡検査)
○ TCS(全大腸内視鏡検査)        ○ VE(ポータブル嚥下内視鏡検査)
○ EST(内視鏡的乳頭括約筋切開術)    ○ EVL(内視鏡的静脈瘤結紮術)
○ ERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影法)  ○ ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)
○ EMR(内視鏡的粘膜切除術)       ○食道拡張術
○ PEG(内視鏡的胃ろう造設術)    

               内視鏡室の紹介

スタッフ  医師(消化器内科・消化器外科)、専任内視鏡技師3名、看護師、洗浄専任スタッフ

内視鏡室  6室          内視鏡検査台: 5台
                  内視鏡スコープ: 上部12本、下部11本
                  洗浄機: 4台
        
  前処置室、更衣室、回復室、専用トイレ、内視鏡モニタリングシステム

検査実績

2018年1月~2018年12月

胃内視鏡検査         5,506件
全大腸内視鏡検査(TCS)         4,169件
直腸・S状結腸内視鏡検査(SCS)         1,717件
大腸内視鏡ポリープ切除術         1,723件
大腸内視鏡的粘膜下層剥離術            23件
胃粘膜下層剥離術           20件
ERCP           45件
カプセル内視鏡           14件

外来化学療法室

 消化器がんを中心に医師・薬剤師と専任の看護師が力をあわせて抗がん剤を用いた化学療法を安全に実施しています。外来化学療法室は明るく、ベッドの他にマッサージチェア・テレビ・DVDなども備え、快適な環境で治療を受けていただけるよう努めています。

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 がんの三大治療法は、手術、放射線治療、そして抗がん剤を用いる化学療法です。 最近、医学の進歩により、安全に実施できる抗がん剤の開発や支持療法の進歩などに、 これまでより副作用の少ない抗がん剤治療が数多く開発され、患者様の日常生活の 向上などの視点から外来化学療法が多く行われるようになりました。 
 土庫病院では患者さまが安全にQOLを維持しながら化学療法を受けることができるよう 援助することを目的2006年5月に新しく化学療法室を開設(移設)致しました。
  
 消化器がん(大腸がん、胃がん)を中心に約60人/月(2020年6月現在)を超える患者様に 化学療法を行っています。場所は、明るく静かな病院南館3階にあり、通常のベッド3床と リクライニングチェア5床(マッサージ機能付き)の合計8床からなります。時間を 要する治療が多いため患者様に少しでも安全で快適な治療を受けていただけるように、専任のスタッフを配置し、抗がん剤による急性の副反応にも迅速に対応できる環境を整備しています。 またベッドサイドにはテレビをご用意するなどアメニティーにも配慮しております。
 事前に抗がん剤治療後の留意点などもご説明申し上げ、出来る限り患者様が不安なく治療を受けていただけるように努めています。

化学療法室のご利用のしかた

 化学療法室は完全予約制です。医師が、治療計画に合わせて予約します。 曜日や時間等の詳細は、担当医にご相談ください。予約時間に遅れますと、 予約が入っていても化学療法室で行えない場合がありますので、 時間に遅れないようご協力ください。
 また、当日お越しいただけない場合は、化学療法室までご連絡ください。
<使用時間> 月曜日~金曜日 午前10時30分~午後5時

治療当日の流れ

① 看護師の案内する時間にご来院下さい。
② 自動再来受付機で受付をして下さい。
③ 受診される各診療科の受付の待合でお待ち下さい。
④ 採血・尿検査をします。(採血結果が出るまで約1時間)
⑤ 問診をします。
⑥ 採血の結果が出たら担当医が診察をします。
⑦ 診察結果、体調などに問題がなければ化学療法の実施が確定します。
⑧ 化学療法室にて点滴治療を行います。
※点滴治療が終了したら、体調などに問題がなければ、そのままお帰り頂けます。
※ご自宅で体調などに変化がありましたら、すぐに病院にご連絡下さい。
  (TEL 
0745-53-5471 病院代表)

がん化学療法レジメン

がん種・治療目的ごとに使用する抗がん剤の種類・用法/用量などを指定する指示書

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