土庫病院に研修を決めた理由
私は、総合診療・総合内科・産婦人科・小児科に興味があり、どのような専門へ進むとしても初期研修2年間は内科の基本的な事をしっかり学びたいと思っていました。
土庫病院は患者さんと患者家族に寄添う地域医療を実践していることや総合診療をしっかり研修できるため研修病院として選びました。
また私は奈良県出身で奈良県で育ってきました。そのため奈良医大卒業後も地元奈良県で研修したかったことも理由の一つです。
研修で印象に残っていること
内科研修36周ありましたが、内科研修中は内科だけでなく総合診療のプライマリケアを学ぶことができました。
患者さんやその家族さんへの病状説明・インフォームドコンセントの大切さや難しさを臨床現場で実感することができました。
主治医研修を始めた頃は、患者さんへ病状や治療方針をうまく伝えられず苦労する場面もありましたが、患者さんや患者家族へ齟齬がないように丁寧に説明するとスムーズに診療が進み、介護サービスの提供につなげることもできました。
土庫病院での研修を考える学生へのメッセージ
どこの病院で研修するか悩んでいる医学生の方は多いと思います。まずは自分の将来なりたい医師像を持ち、それを実現するためには初期研修2年間で何をすれば実現できるのかを考えて病院を選べばいいと思います。
自分の将来像が定まっていない方は病院実習や病院見学で自分なりの像を少しずつ探ってもらえたらと思います。
土庫病院は内科やプライマリケアの基礎をしっかり学べる病院なので、2年間の研修でそれらを学びたいと考えている方は是非見学に来て下さい。