施設での安心サービスをご自宅でもご利用することが可能です
病院や高齢者施設はナースステーションがあり、長い廊下の療養室があります。調子の悪い時や様子を見てほしい時はコールボタンを押せば、スタッフが訪問してくれます。ご飯は食堂に出てきて他の方と一緒に食べたり、お風呂の時も施設内の浴室まで足を運びます。
看護小規模多機能施設「ももの家」では住み慣れた町全体を医療・福祉施設として考えます。自宅は施設でいうところの療養室です。家の前の道は廊下です。上の図のように自宅と「ももの家」を本人の生活リズムに合わせて行ったり来たりすることができます。
「通い」と「デイサービス」(通所介護)」との違い
デイサービス(通所介護)では、施設が決めた時間や提供されるプログラムに合わせて、利用者される方が日中過ごすことになっており、レクリエーションや食事・入浴といった一日の流れがパッケージになっています。
「ももの家」では一人ひとりの暮らし方に合わせて、利用時間や受けるサービスの内容などを柔軟に変えることも可能となっています。例えば、朝から夕方まで滞在するのではなく、その人が必要としているお風呂だけ、食事だけといったほんの数時間のご利用も可能となっています。一人ひとりに個性があるように、いろいろな生活スタイルのお手伝いをさせていただきます。
「訪問」と「ホームヘルプ(訪問介護)」の違い
これまでの「訪問介護」と明らかに違うことは、30分未満や1時間など訪問介護のサービス提供時間の枠に合わせて支援内容を決めるのではなく、必要な時に必要な量の支援ができるということです。例えば服薬介助などの数分の訪問や、お互いの関係作りの長時間の訪問なども行うことができます。回数も毎日必要な方いれば月に一度だけ必要な方もおられます。枠にとらわれない支援が可能になっており、自宅で調子が悪くなったときなどの緊急的な訪問も可能となっています。
「泊まり」と「ショートステイ」との違い
特別養護老人ホームや介護老人保健施設などのショートステイ(短期宿泊サービス)の場合、あらかじめ利用したい日を決めて予約し利用します。利用したい日に空室がないと他の施設を探して日程を変更することになります。
また胃瘻や吸引などの医療管理の必要な方の場合、施設も対応できる人数に限りがある場合もあり、より利用しにくい現状がありました。「ももの家」の場合も基本的には予約でのご利用となりますが、事業所自体が少人数登録制になっていることもあり必要な日に泊まりを利用することができます。
また家族の急用などの緊急時の泊まりの対応でも利用できます。医療依存度に左右されることなく、適切な管理のもと安心してご利用していただくことが可能となっています。
ご利用ご相談お待ちしております。
問い合わせ先
奈良県大和高田市日之出町17-22
社会医療法人 健生会 TEL0745-21-1180
看護小規模多機能施設準備室 FAX0745-21-1181
担当・中西
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