こども診療所での地域基盤型実習
地域の小児科診療所の特徴として、外来診察だけでなく、学校健診や乳幼児健診、予防接種や親御さんに対する啓蒙活動など、予防医療の取り組みを体験していただきます。
また、病児保育園「ぞうさんのおうち」とも協力し、回診や施設見学などの体験をしていただくことも可能です。
- 2016年度 スケジュールの1例
- 4月25日(月)
時間 | 内容 |
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午前 | オリエンテーション 外来 |
午後 | 予防接種 病棟 |
- 4月26日(火)
- 4月27日(水)
時間 | 内容 |
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午前 | 外来 |
午後 | 予防接種 病棟 |
- 4月28日(木)
- 実習全体を通しての満足度、評価 (医学部6年生 ○○くん)
1.病棟 ★★★★☆
病室の設計が工夫されていました。(お母さんが子どもと一緒に寝られるようにベッドが広い。)入院症例はあまり数が多くなかった。
2.外来 ★★★★★
数十の子どもを診察出来た。年齢ごとの反応の違いを注意深く見た。子どもの診察に抵抗が少なくなったように思う。
3.レクチャー ★★★★★
興味深い症例の経過のプレゼンを石丸先生より受けた。多くは重要な疾患の診察をカルテ順に追うことで理解が深まった。
- その他感想(抜粋) (医学部6年生 ○○くん)
○気になったこと、疑問、驚いたこと
・小児科診療で使う器具が気になった。なるべく詳しく見るようにした。小児の採決のとき用いる血管の名称が気になった。それぞれの子どもを注意深く観察すると、年齢が予測出来て楽しかった。(画像の上でクリックすると拡大表示)
・子どものあやし方を会得しつつある。2.3歳児の方が、乳児に比べて知恵がある分、泣いて診断が大変になる事が多い。
○印象に残ったこと
・溶連菌の所見を初めて実際にみて、印象に残りました。咽頭が真っ赤で苺舌も見れました。鑑別や検査前確率、感度特異度等、全く知識が薄かったので勉強が必要だと思いました。
・今日は、聴診所見を多く聴く事が出来ました。今までは聴く事はあってもアセスメントすることが少なかったので、ゆっくりと診察させて頂き、貴重な体験になりました。
【問い合わせ先】
社会医療法人 健生会 0745-53-5471(代表) 医学生担当まで
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